アップルが iOS 開発者規約を変更、開発ツール制限を緩和。審査ガイドラインも公開

概ね予想どおりに落ち着いたアップル秋のスペシャルイベントから約一週間、とんでもない one more thing が遅れてやってきました。それはiOS 開発者プログラムライセンスの緩和措置。Flashによるアプリ開発を締め出した3.3.1節などを改訂し、今後はiOSアプリの開発にサードパーティのツールが利用できます......という重大かつそっけない声明がアップルから発表されました(ただし「完成したアプリがコードをダウンロードしない限りにおいて」という制限付き)。
そもそも開発環境まで制限するという他では耳にしないような発表があったのはわずか半年前のこと。なぜ心変わりがあったのかは分かりませんが、もしかするとWe ラブ Appleの声が届いたのか、Androidに注力するというAdobeの姿勢をFlash対応Android "Froyo"が広まりつつある今になって脅威に思ったのか、「勝ち馬がどれか」選んだ結果なのか。Flash以外のマルチプラットフォーム開発ツールや、スクリプト言語のインタプリタ、いまひとつ扱いが不透明だったゲームエンジン系(Unityとか)にもはっきりと門戸が開かれることになり、iPhoneアプリ開発のエコシステムが大きく変化することは間違いありません。開発ツールとしてのFlashほかが容認されただけで、ウェブコンテンツとしてのFlashが表示されるようになるわけではありませんが、とにかく先の読めない企業です。英文の声明原文は続きに掲載しています。
同時に、審査プロセスが不透明と批判の多いApp Storeのレビューガイドラインが初めて公開されました。中身は7ページに渡り、「クラッシュするアプリはリジェクト」にはじまって、主に「○○なアプリはリジェクト」というべからず集になっています。これをプロセスの透明化とまで言っていいものかは分かりませんが、ともあれ一歩前進であることは確か。よく分からずリジェクトされた経験がある開発者も、これまで運良くそんな経験を味わうことなかった開発者も、とりあえず必見であることは間違いありません。まずはPDFをどうぞ。








































